今朝、これを読んだ。
去年の記事みたいだけど今でもコメントが付き続けてるみたいで面白い。
そして、全面的に「言われてみればそうだわ~」と思った。
今まで深く考えてなかったけど、言われてみれば、あたしは日本に帰ってきてからまともに使いこなせている家電がない。
ひとつも、ない。
洗濯機も、電子レンジも、エアコンも、冷蔵庫も、掃除機も、全部「もしかすると最適なやり方じゃないかもしれないけれど、とりあえずそれぞれの最低限の用途を果たしてくれてはいるな」というレベルの使い方をしている。
もう少し具体的に言うと、洗濯機は「お風呂の残り湯を使って『洗い』『すすぎ』『脱水』するとき」と「手洗いしたものを入れて『脱水』のみするとき」にどの順番でどのボタンを押せばいいのかが分かっているだけで、それ以外のことをやれと言われてもできない。それ以外のボタンや選択肢ももちろんたくさんある。でも全部無視している。
電子レンジもなんかいろんな機能がついてはいるんだけど、「あたため・スタート」のボタンしか使っていない。他のボタンも使ったことはあるけど、何がどうなっているのか結局理解できず、「まあ、温めたいだけだからいっか」ということで他の機能は全部無視して今は「あたため・スタート」のみ使っている。
エアコンも、冷蔵庫も、掃除機もそう。なんかいろんなモードとか機能がついてるんだけど、よく分からないから1つの設定しか使ってない。
あ、エアコンは冷房と暖房の使い分けはしてるか。あとよくわかんないけど「省パワー」というボタンも一応押してるか。
でもそういうレベル。
ちゃんと取説を読んで、ボタン操作を全部覚えればいいだけの話なんだろう。
それくらいの知能はあたしにもある。
だけど、面倒なのだ。
だって取説って冊子になってるでしょう?パッと見ただけじゃわかんなくて、読み込まなくちゃダメでしょう?
それにあたしは掃除機に「埃やゴミを吸い取って部屋をきれいにする」以上の機能を求めていないのだ。
なんとかモードみたいなのを駆使したら多少ゴミを吸い込みやすくなるのかなとか、省エネになるのかな、みたいなことは普段ほとんど考えていない。
そういう場合、取説を読んで高度な機能を使う理由なんてないのだ。
機能には必要性のレベルがあると思う。
たぶんざっくり言うと(1)基本的な必要不可欠な機能(2)必要不可欠ではないけれどあれば絶対便利で誰もが使う機能、そして(3)おおスゴイと思わせるけれど実際あまり使われない機能、みたいな感じなんじゃないか。
そしてあたしは大抵の場合(1)だけで事足りてしまう。(2)は、取説を読まなくてもボタンを見れば使い方が分かるというレベルなら使うと思う。
(3)はむしろついていないほうがいい。
ついていなくて、その分インターフェイスがすっきりとしたデザインになってる方がポイントが高い。同じ値段でもそっちを買う。「もしかして最適な使い方してないかも」って思わなくてすむし、余分な機能がない方が故障しにくいんじゃないかと思うから。
そう思うのはあたしだけ?
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