箱根に行ってきた。
今回の主な目的は寄木細工を買うことだったんだけど、ついでに観光もした。
そしたら、やっぱりまた「天気には勝てん」状態でトホホだった。
2泊3日だったんだけど、以下の通り、1回も富士山が見れなかった。
1日目
曇り空で風。芦ノ湖の逆さ富士スポットに行ってみるも、富士山は全く見えず、芦ノ湖もちょっと波が立っている状態。
2日目
ロープウェイに乗って大涌谷に行き、その後またロープウェイで富士山を眺めながら芦ノ湖まで行って、これまた富士山を眺めつつ箱根海賊船に乗る、という予定。
とりあえず風は大したことがなくてロープウェイは運行してたんだけど、雨と霧とがひどく、ロープウェイの駅まで行ったら周囲が真っ白で何も見えない状態。これじゃ乗っても意味ないよねとロープウェイは断念。
箱根の道はグニャグニャで結構急な坂道が延々続くところが多くて、それだけでも運転しにくかったんだけど、この日は視界も悪くてちょっと怖かった。
3日目
晴れていたからロープウェイに再チャレンジするも、行きのロープウェイでは富士山は全く見えず。箱根海賊船に乗ってる間も同じで富士山は見えず。
帰りのロープウェイでは、裾野の方の輪郭がなんとなく見えて、あそこに富士山があるんだなぁとはわかったけど、上半分は厚い雲に覆われていてダメだった。
ああ、残念。
でもまあ今回はロープウェイには乗れたんだし、良しとするか。
てか、帰りのロープウェイはスカンジナビア系っぽいカップルと乗り合わせたんだけど、彼女はよほど富士山を見たかったらしく、富士山がある方角のガラスに張り付いて未練たっぷりに「フジサァーーーーーーン(涙)」と富士山に呼びかけていた。
わざわざ日本まで来たのに気の毒だなぁ。あたしはまた来ればいいんだからそんなにガッカリしなくてもいっか。
それに箱根海賊船では、添乗員のお姉さんに「富士山はどっち方面に見えるんですか?私、富士山って1回も見たことがなくて…」と聞いているオバサマがいた。
1回も見たことなくてまた見れないなんて気の毒だなぁ。あたしは一応別の場所から見たことがあるんだからいっか。添乗員のお姉さんも「あっちなんですけど…見えないですね…」と申し訳無さそうにしていて気の毒だったなぁ。
しかし、ロープウェイでも箱根海賊船でも富士山スポットで「晴れていれば神々しい富士山が見えます」的なアナウンスが入っていて、なんか残念感煽ってるなぁという感じだった。
富士山が見えることを知らずに来る人ってほとんどいないと思うし、箱根の場合、見える日は否応なく目に入ってくるサイズ感なんだから、アナウンスなんてなくて良くない?見えない日だって、「今日は見えないのか…」と悲しんでるところに「晴れていれば…」とアナウンスされるの辛くない?それにあたしの場合、その日ちゃんと晴れてたんだよ!富士山だけが雲に覆われてたの!
天気には勝てん。