以前も初夢の話を書いたことがあったけど、
実は今年もちょっと変な……というか、考えさせられる初夢を見ていた。
明晰夢だった。
夢の中で「あっ、これ夢だ、あたし夢の世界にいるんだ」って気づくやつ。自分で記憶している限り明晰夢なんて初めてだったんだけど、気づいてからの夢の中での自分の反応が衝撃的だった。
それで、次の日「なんでこんな夢を見たのか、どんな意味があるのか教えて」って潜在意識に頼んでから寝たら、なんかまた示唆的な夢を見た。
この2つの夢の内容については、まだ自分でも受け止めきれないところがあって、今はこれ以上書きたくないんだけど、これがきっかけで、自分が見た夢をもっと意識するようになった。
今までなら、よほど変わった夢でもない限りわざわざ考えたりしなかったけど、今日はどんな夢を見たんだっけ？と考えるようになり、覚えていたら見た夢をメモったりもするようになった。
で、ここ3ヶ月くらい継続的に意識していたらいろんなことに気づいたから、とりあえず記録しておく。
1つ目に気づいたのは、あたしは（そしてたぶん人は誰もが）毎日必ず夢を見ているということ。夢なんか見ないって言う人がいるけど、それは単に覚えていないだけだと思う。
2つ目は、意識するようになるとだんだん覚えていられる回数や量が増えてくるということ。あたし個人の経験ではこんな感じ。
- 意識し始める前：毎日夢を見ているという認識がない。インパクトがあったものはたまに覚えている
- 意識し始めるようになって1～2週間後：ほとんど思い出せないが、なにか夢は見ていたとほぼ毎日認識するようになる
- 1ヶ月後くらい：ほぼ毎日、起き抜けには夢を断片的に覚えている。でも完全に覚醒するとものの1時間くらいで思い出せなくなる
- 2ヶ月後くらい：覚醒時に直前まで見ていた夢の内容を頭の中でまとめてなんとか覚えておこうとする無意識が働くようになってきて、起きてすぐにメモればざっくり記録できるようになる。でも、2～3時間経ってしまうとインパクトのある夢でなかったものは思い出せない
3つ目は、脳みそなのか潜在意識なのかよくわかんないけど、顕在意識じゃないものが勝手に自己トレするようになるということ。
だって、睡眠自体は少し前からちゃんと8時間取るように気をつけるようになったけど、それ以外は「意識＆覚えてたらメモ」しかしていない。なのに、覚醒直前に夢を振り返ってあらすじをまとめようとし始めるようになるって何なの？
これ「明日は○時に起きるよ」って言って寝ると、なぜかその時間に目が覚めるのと同じメカニズムだよね。あれも最初はドンピシャでできないけど、なぜかできるようになるんだよね。自己トレしてるよね？
4つ目は、夢を創り出しているあたしの脳みそはもの凄く独創的だということ。
夢自体に意味があるのか、あったとしたらどういう意味なのか、その辺は現時点ではあたしには全く不明なんだけど（まだ夢を全部鮮明に覚えてるっていうところまでは行っていないから余計にそうなのかも）、とにかくよくもまあこんな内容の夢を思いついたなぁと驚くレベルで独創的。
あと、すっかり忘れていた子供の頃の友達とか、さほど仲が良かったわけでもないクラスメートとか、一体記憶のどこから引っ張り出してきたの？っていう実在の人物が出てくるのにも心底驚く。
そして5つ目は、覚醒直前の時間には何かありそうということ。
こうやって意識し始めるようになってしばらく経ったある日、昼寝をしてもう起きなくちゃと思いつつもまだ眠くてうつらうつらしていたら、突然、真っ暗な中で丘みたいな場所を肉体がない意識の塊の状態で滑っている夢を見た。真っ暗でも丘が延々と続いているのはなぜかわかっていて、そこをスキーとかスノボみたいな勢いで滑り降りている。何も見えなくて考えることがないから思考は空っぽで、肉体もないから意識が歓喜そのものになっている状態。めちゃくちゃ楽しかった。マジであんな体験初めて。
瞑想はレム睡眠と脳波が同じって言うけど、これそういうことじゃない？
だから何なのとか、これからどうなるのとか、その辺は自分でもよくわからない。
まだここから進化するのかしら？
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