13日の夜にアメリカから戻ってきた。
そして、それを待っていたかのように父が脳梗塞になった。
うちの父はパーキンソン症候群を患っている。
なんせ本人に良くなろうという気持ちがなくて、リハビリとかも嫌がるので、症状も結構進んでいる。
それでも歩行器を使ってなんとか歩いていたから、強引にアメリカ行きを決行したんだけど、帰ってきたらその晩から左手と左足が動きにくいと言いだして全く立てなくなっていた。
そして次の日医者に行ったら脳梗塞だった。
たぶん、軽度な方なんだと思う。とりあえず今にも死にそうって感じはなくて、点滴と薬で脳梗塞の治療をしてリハビリすることになって入院した。
自分の意思で動けない父を母と二人で動かすのは本当に大変で、ケアマネジャーの人がたまたま車椅子を持ってきてくれて助けてくれたからできたけど、そうじゃなかったら医者に連れていくために車に乗せるだけで相当大変だっただろうと思う。(そのときはパーキンソンの症状が一気に悪化しただけでまさか脳梗塞とか思っていなかったから救急車とか考えつかなかった。)
治療とリハビリでどのくらい動けるようになるのかわかんないけど、ある程度動けるようになってくれないと家で介護するのは無理になるかもしれない。
今後どうなるんだろう……。
とりあえず、あたしが帰国してからの出来事でよかった。
アメリカを心底楽しんだあとでよかった。アメリカにいる間にこんなことになってたら楽しむことなんてできなかったと思う。
ケアマネジャーさんがすぐに車椅子もってきてくれてよかった。
歩行器だけじゃなくて車椅子もレンタルしとこうかって言って頼んであっただけでいつ来てくれるのか知らなかったから、医者に行こうとして「でもどうやって車まで運ぶ??」って困ってたときに神様からのお使いのように現れてくれてびっくりした。
そのまま死んじゃうような重症な脳梗塞じゃなくてよかった。
あたしは父のことが好きじゃないけど、父が死ぬことは望んでない。
そして、父には悪いけど、父が入院することで介護疲れしてた母が休めることになってよかった。
2人同時に倒れられたらあたしにはたぶん対応できないから。
あたしにとっても実家のことを考える時間稼ぎになるからよかった。
あと、車の免許の返納とか全く使ってない銀行にある定期の解約とか、本人が出向かないとできないことを直前にやらせておいてよかった。
いろいろ考えなくちゃいけないんだろうけど、なんかこういうことしか考えられない。「人生ってすごいなぁ」と他人事みたいなことを思っている。
そしてもう何回目かわからないけど、「やりたいことをやりたいときにやっておかないとダメだ」と思っている。
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