今週は、富山と新潟の方に旅行に行っていた。
で、日本でトンネルがある高速を運転してるといつも思うことを今回も思ってたんだけど、帰ってきてアルマジロさんのこれ↓を読んで、半分くらい納得した。
「追従静止視界」と言って、高速で走っているはずなのに周囲が静止画のように見えて認知的混乱が起こる、ということみたい。
あたしは、高速でも外を走っているときは大丈夫なんだけど、トンネルに入るとこれ系の状態になることが多くて、とてもとても怖い。
特に、
- 天井のライトが黄色系
- 道路のセンターラインに反射板がある
- トンネルの側面にも反射板または黄色系ライトがある
- 道路やトンネル側面が黒っぽい
- 1,000メートル以上ある
というパターンのトンネルだと、目がチカチカしてきて、走ってるうちに正気が失われそうなフワフワした感覚になる。平な道を走ってるんじゃなくて、こういう渦巻きの中を飛んでいるような感覚になってくるんだよね。
だから、「自分は前進してるのに周囲は静止画」というより「動いていないはずのトンネルが渦を巻いている、そして前進してるのに進んでる気が全くしない」という表現の方が近い。気を抜くと異次元にトリップしちゃいそうだから、自分を必死で抑えて周囲に惑わされないよう運転する、という妖怪ワールドみたいな話になる。
でも、今まで同乗者にこういう話をして理解してもらったことが一度もないから、こうなるのはあたしだけなのかと思ってた。
いや、ここまでひどいのはあたしだけなのかもしれないけど。
とにかく、高速でトンネルに遭遇するたびに否応なくこの問題を考えることになるから、今回の旅行でもまた考えてたんだけど、
- 天井のライトが白系
- トンネル内のどこにも反射板がない
- 道路やトンネル側面が白っぽい
というパターンだと、トンネルが若干長くても渦を巻く確率がかなり低いことがわかってきた。
あと、トンネル内に「←◯km / ◯km→」みたいな標示があったり、「あと◯km」って標示があったりすると、とても心強いこともわかった。フルマラソンで「40km地点」とか出ててると最後の力を振り絞れるのと同じ法則が働いて頑張れる。「あとどんだけ続くのー?」状態になるとかなり辛い。そういう意味では、精神的な部分も大きいのかもしれない。
それにしても、交通安全に大きく影響する認識効果がこんなに違うのに、トンネルのライトにいろんな種類があるのはなんでなの?と言いたい。
たまに白と黄色のライトが交互に入ってるトンネルとかもあるけど、あれはホント、マジで止めて欲しい。渦巻きが加速して事故るって。そして事故ったらお前のせいだからな。
国土交通省さん、安全に通行できるトンネルの研究をもっとして、全国統一してもらえません?
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