実は、2018年末に父が亡くなったあと、しばらくしてから母の婚約指輪と結婚指輪、そして父の結婚指輪をまとめて母から受け継いでいた。
父の結婚指輪は、本人が全然つけていなかったこともあって、かなりきれいな状態だった。13~14号くらいであたしには大きすぎるんだけど、細かい模様が彫られているあたし好みの細いリングだったから、こういうアジャスター↓をつけてたまに人差し指につけている*1。
一方、母の婚約指輪と結婚指輪は6~7号くらいで、あたしの場合、小指にしか入らないけれど小指には大きすぎるという状態だった。
だから、貰ったあとも使えず、ずっとしまってあった。
……のだけど、今月の初めに、何かのテレビ番組で高齢夫婦が終活の一環として貴金属を買い取りに出していて、たくさんの素敵なジュエリーを前にオバサマが「綺麗でしょー、でも着けずにしまっておいたらおばあちゃんになっちゃったわー」とコメントしていたのを見た。
これは刺さった。
うわー、あたしは絶対そうなりたくないわ!!あの指輪、ただちにサイズを直して使う!!と思った。
……てことで、デザインが昔ながらの典型的なやつだから普段使いしにくそうだなという懸念はあったんだけど、婚約指輪はとりあえずサイズを直すことにした。
結婚指輪の方は、母が日常的に着けていたこともあって模様が擦れて状態が悪く、サイズを直して着けたいレベルではなかったから、とりあえず保留にすることに。
でも、指輪のサイズ直しをしてくれるところを探していたらリメイクという概念を発見して、気づいた。
結婚指輪を溶かして婚約指輪に足して、普段使いできるようなデザインにリメイクしてもらえばいいんじゃない?!結構サイズアップしてもらわなくちゃいけないから、素材はどうせ足さなくちゃいけないはず。
大正解だった。
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そして今日、仕上がったリメイク指輪を引き取りに行ってきた。
じゃじゃーん。
自分で選んだデザインだし、石が飛び出てないからどこかに引っ掛ける心配もないし、サイズももちろんピッタリだし、大満足。
お蔵入りになりそうだった結婚指輪も合わせて一緒に着けられるようになったというのも、地味に嬉しい。
これから使い倒す!笑
ジュエリーは使わずにとっておいても仕方ないということ、そしてリメイクできるものなのだということに早いうちに気づいて良かった。
オバサマ、ありがとう。
*1:今見たらこういうアジャスターもあるのね。こっちの方が目立たなくていいかもなぁ…