役に立つかは別として

頭の中にあるゴチャゴチャを出しとけばスッキリするかも

なぜ何をやりたいのかわからないのか

小難しい書き方の本だったから、おすすめしたいかと言われると微妙なんだけど、最近この本を読んで

なるほどと思ったことがあったからメモっておく。

スマホで常時接続していて、すぐにSNSだのゲームだのスマホを使って時間を潰してしまうことによって失われているのが孤立や孤独だ、という話。

ここでは、孤立は他者から切り離されて何かに集中している状態、孤独は自分自身と対話している状態、というふうに説明されているんだけど、これらが失われたせいで自分自身の思考、感情、感覚が押し殺されている、みたいなことを言っている。

自分より若い人と話していると、「何をやりたいのかわからない」という話が出てくることが多い。で、今までは、なんで今の若い人たちはみんなこんなことになってるんだ!と思ってたけど、こう説明されてなんか納得した。

要は、普段から1人で主体性のある何かに没頭したり自分が何を感じているか感じ取ろうとしたりしてないし、むしろそういうのを避けてるから、実際にやろうと思ったときにできないというだけの話なのではないか。

そう言えば、「何をやれば満たされるのか知りたい」「答えを先に教えてほしい」みたいなのについては、なんでもかんでもYouTubeやAIが要約したものを倍速で見たり斜め読みしたりで済ませる習慣から生まれた問題だけど、「本が読めない」ってのも、そうやって本を読まなくなったから読書筋肉みたいなのが衰えちゃった部分も大きいのでは。

なんでもそうなんだよ。やらないとできるようにならない。そして、できてたことでもやらなくなるとできなくなる。

ちなみに、著者の北川氏は、失われた孤立や孤独を取り戻す方法として、何かを育てたり創作したりする系統の趣味を持つと良いと説いている。これも「なるほど、言われてみたらそうかも!」と思った。確かに、何かを育てたり作ったりしてると、日々忙しい中でちょっと失われかけてる自分を取り戻すことができるというか、リチャージできるもんね。

しかし、あたしみたいなインターネットやスマホがない時代に生まれてそういうのがない生き方も経験してる人だと、こういう話は読むだけでわかると思うけど、生まれた時からインタネットやスマホがあった世代の子たちにはなかなか難しいんじゃないかなぁ。読んでも刺さらないんじゃないか。

てか、要約で済ませる習慣がついちゃってる子たちはそもそも本が読めなくなってるし、こういう小難しい本だともう論外なんじゃないかと思う。

とりあえず、何かを育てたり創作しなさい、そしてその中で自己対話しなさいってアドバイスは積極的にしていこうか。