役に立つかは別として

頭の中にあるゴチャゴチャを出しとけばスッキリするかも

自分の人間性だけは今のうちから責任を持てるようにした方がいい

うちの父は、パーキンソンって診断が出る少し前から、身体だけじゃなくて思考の方もなんとなくモタモタするようになってきていた。

テレビで「これは◯◯です」って言ったばかりなのに、「あれは△△なのか?」と聞いてきたりするし、「たった今◯◯だって言ったじゃん」と言ってもよく分かっていない感じ。そういうのが頻繁にある。

普通に会話していてもトンチンカンな解釈をしていたりする。

新聞も読んでて頭に入らないのか、1日中読んでいるときがしょっちゅうある。

 

顔も変わった。

年老いて変わったっていうんじゃなくて、なんていうか、目が小動物みたいになった。意思があんまり感じられない目。

 

完全にボケてしまってるわけではない。

でもそうなる日は近いんじゃないかと思う。

新しいことが嫌いで、人の意見を聞くことも嫌いで、いろいろなことがいつもと同じじゃないと機嫌がめちゃくちゃ悪くなる人なので。

 

パーキンソンの方だって、本当は毎日身体を動かすことが大切なんだけど、もともと運動する人じゃないし、人に言われてやるというのがポリシーに反するみたいで、ほとんど何もやっていない。

 

周りが一生懸命「これやった方がいいよ」「これ食べるといいよ」とか言っても、ブツブツ文句を言ったり、だんまりを決め込んできたりで、とにかく不機嫌になる。最初は、パーキンソンって診断されて辛いんだろうと同情していたけど、だんだん同情するのが馬鹿らしくなってきた。

 

てか、もともとこういう人だったんだよね。

昔から人の意見は受け入れられず、自分の間違いも認められず、何にでもケチをつける人だった。感謝しろと押し付けがましく、そのわりに自分は他人に感謝ができない人だった。

最近は「もしかすると認知能力が下がってきているから文句しか言えなくなってるのかなぁ」と思うこともある。「もっとその辺を考慮して態度が悪くても大目に見るべきなのかなぁ」と。

でも、「いや、これはやっぱりもともとの人間性だ」と思ってしまうことも多い。残念なことに「年だし、認知能力が下がってるし、パーキンソンだし、人に対する態度がヒドイのは仕方ないか」と思えない。 

 

だから、あたしは普段から周りの人を大切にしておこう。

人の意見に耳を傾けて、物事をポジティブに捉えて、何事にも感謝する癖をつけておこう。ボケちゃっても条件反射で「ありがとね」って言っちゃうくらい。

どんな人間性だったかっていうの、最後の最後にすごく重要になるんじゃないか。

 

もちろん頑張ってボケないようにするけど。