役に立つかは別として

頭の中にあるゴチャゴチャを出しとけばスッキリするかも

ベルンド・ケストラーさんの不思議なミトン

冷え症なので、暖房がついていようがなんだろうが、家の中でも手袋をしている。指なしのやつ。

ここ数年は、ずっとこのシリーズを愛用していた。

指と手首が長めだから綿でもわりと暖かい。そして綿だから毛玉ができないし、モコモコしてないから1日中着けていても邪魔にならない。

ただ、洗濯しつつ複数ペアをローテーションさせていても、シーズン中ずっとつけていると、綿だからか擦れてきてしまう。だから毎年2ペアくらいずつ買い直すはめになっていた。

……のだけど、今年は買おうと思ったら欲しい色が在庫切れになっていた。で、しばらく待ったけど在庫切れのままだったから(今現在はあるっぽい)、自分で編もうかなと思い立った。

それで編み図を探していたら、こんな面白いのを見つけた。

タイトル通り、一筆書きの如く親指から一気に編めるというデザイン。

最初見たときは、変な形だし「なんじゃこりゃ」って思ったんだけど、着用した写真を見ると全然変じゃないし、「こんな編み方して手袋になるの?」という面白さがあって、俄然編んでみたくなった。

この本では、2種類の基本パターンの手順とそれぞれのパターンから派生するバリエーションを紹介している。

今回は、その中から風車っていうパターンを変わりゴム編みで編むデザインを選んで編んでみた。

親指から編んで、手首以外の本体を編み終わった時点がこんな感じで、

それがこういう形になる。面白くない?

同じものを2枚編んで左右とするんだけど(左)、実際にはめるときは片方が裏返しになって左右の模様が変わるようになっている(右)。

よくもまあこんな編み方考えついたよなぁと感心する。

でもこれ、糸が細めだったからか、ちょっとあたしには小さかった。で、母に見せたら、まだ何も言ってないのに「えっ、くれるの??」と貰う気満々で、「え、いや、ちょっと小さめになっちゃったなあと…」と言ったら「入る!」と言うので、あげた笑

で、改めて自分用に編んだのがこちら。

太さ的にはほぼ同じだけどちょっと違う糸を使って、一回り大きく編んだらピッタリだった。

平置きしてあるとほんとに変な形なんだけど、着けてみると不思議なフィット感がある。着けた状態の模様も面白い。編み図も一回覚えてしまえば簡単で、しかも左右同じだから、すぐに完成した。

ただ、指先の部分が斜めになってるのは実用的にどうかなぁ?デザイン的にはおしゃれだと思うけど。

しかし、編み物はいいね。

無心になれるし、無心になりたくないときは音楽を聴いたりポッドキャストを聴いたりもできる。

ミシンも楽しいけど、あれは単調作業じゃないから無心になれないし、音楽とかポッドキャストを流してもうるさくて聴きにくいんだよね。

次は編み込みの指なし手袋を編みたい。

 

 

 

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