役に立つかは別として

頭の中にあるゴチャゴチャを出しとけばスッキリするかも

殴り書き3連発

今日は断片的になるけど、複数のことをメモっておきたい。

その1

ちょっと前に「ロシア-ウクライナ戦争は理念の戦いだ」と書いたけど、

www.saki-imamura.work

内田樹さんが、あたしが言いたかったことをもっとうまく言語化してくださっていた。

blog.tatsuru.com

自分ひとりが屈辱に耐え、苦痛を甘受すれば済むことについてなら人は必ずしも「反抗」を選ばない。「私一人が苦しめばそれで済む」と思えるのなら、権利侵害を受け入れることは心理的にはそれほど難しくない。私ならそうするかも知れない。だから、人が死を賭しても「反抗」を選ぶのは、ここで権利侵害を受け入れたら、それによって失われるのはその人ひとりの権利や自由ではなくなると感じるからである。

(中略)

私たちが反抗の戦いをしている人たちから目が離せないのは、彼らがその戦いを通じて、遠く離れた、顔も知らず名前も知らない私たちの権利をも同時に守ってくれていると感じるからである。だから、彼らを孤立させてはならないと思うのである。

これは他の場所で起こっている紛争とは違う、絶対にウクライナを支援しなくてはならない、とあたしが思う理由はまさにこれだと思う。

どうか神様……。

その2

花粉症対策で服用し始めたビタミンD3がやっぱり効いている。

www.saki-imamura.work

上の記事を書いたあと、4泊5日で花粉がないパラダイスの沖縄に行っていた。当然その間は花粉症の症状は出てなかったんだけど、ビタミンD3の服用は続けていた。

で、帰宅後は今のところずっと花粉情報が「非常に多い」か「多い」の日が続いてるんだけど、症状は少ないままになっている。てか、旅行前より更にましになってる気がする。

今日もうちのあたりは花粉が「非常に多い」状態だけど、朝ちょっとくしゃみと鼻水が出ていた程度で、あとはほぼ平気で過ごしている。アイボンも鼻うがいも空気清浄機も全然使っていない。フラクトオリゴ糖もまだ試してない。

でも、我ながら「ホントかいな」という気持ちが拭いきれない。「非常に多い」とか言ってるけど、うちのあたりは花粉飛んでないんじゃない?みたいな。だから、今シーズンこのまま過ごせたら信じようと思う。

とは言え、「花粉症に苦しんでる人は試す価値があると思う!」と言いたいくらいにはなってるから、苦しんでる人は試して欲しい。

詳細はこれ↓

その3

ちょっと前に、kanaさんのこの記事を読んだ。

canary-limon.hatenadiary.com

で、多言語脳の構造については、あたしもちょっと思ってたことがあったから、書いておきたい。

あたしの語学学習歴はこんな感じなんだけど、

  1. 日本語の語彙が貧弱な状態でアメリカに行ったので、日本語で英語を学ぶことを捨てて英語で英語を学ぶ
  2. 結果、日本語脳と英語脳が頭の中に別々のOSとして存在するようになる
  3. のちに翻訳業を始めるにあたって日本語OSと英語OSを突貫工事でつなぐ
  4. ただし日英翻訳専門だったので、道路はほぼ一方通行で日本語→英語
  5. 日本に戻ってから必要にかられて英語→日本語道路を整備
  6. 旅行がきっかけで英語でスペイン語を学び始める
  7. Duolingoのスペイン語コースが終わりそうになり*1、Duolingoをやめたくなくてイタリア語にも手を出す
  8. イタリア語も英語で学んでいたが、これスペイン語でやった方がいいんじゃない?と思い、スペイン語で学ぶイタリア語も始める
  9. 現在は英語で学ぶスペイン語、英語で学ぶイタリア語、スペイン語で学ぶイタリア語、イタリア語で学ぶスペイン語を交互に進行中

この経験から実感してるのは

  • コミュニケーションや表現という観点で言うと、言語力そのものと同じくらいその言語で語れる知識量が大事。知識量以上に言語力を発揮するのは不可能。
  • 日本語と英語のように言語系統が全然違う場合、第一言語による知識量が少なければ、第二言語を第一言語に翻訳しながら学ぶより第二言語を第二言語で学んだ方が手っ取り早い。でも第一言語による知識量が多い場合は、第二言語を翻訳しながら学ぶ方が早い。
  • あとから別々の言語脳を繋ぐことは可能。この作業はむしろ楽しい。
  • 英語とスペイン語のように、同じでないにしても似ている言語系統の場合、別々の言語脳を育てるよりも、優位な脳を拡張する形でもう1つの言語脳を育てる方が簡単。
  • スペイン語とイタリア語のように似ている言語系統の場合、言語脳を拡張する際は基盤になる言語の強さがポイントになる。例えばスペイン語脳の基盤が弱いとイタリア語脳の拡張はなかなか進まない。

ということ。

だから、この辺を踏まえて多言語脳の構造のあり方や構築戦略を考えるのが、一番効率が良い多言語脳の育て方なんじゃないかと思う。

そして、

  • 含まれている言語の系統がどのくらい似ているのか
  • 含まれている言語による知識の量や分野はどうか
  • 普段どの言語でどの分野の情報を読み書きしているのか

によって、その人にとって最適化された多言語脳の構造は変わってくるんじゃないか、と思うし、逆にどう最適化したいかは上の3点を操作することで操作できるんじゃないか、とも思う。

今後、自分の多言語脳がどうなっていくのか楽しみ。

 

 

 

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*1:この調子で行ったら近いうちに終わっちゃう!と思ったけど、現在進行形でセクションが追加されているので、結局まだ終わっていない。