役に立つかは別として

頭の中にあるゴチャゴチャを出しとけばスッキリするかも

衛兵交代式で見たロンドン、アテネ、台北

ロンドンで衛兵交代式を見た感想を書いて、

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そのあと遡ってアテネの衛兵交代式の話までしたんだから、

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台北の衛兵交代式の話も記録しておきたい。

台北では、国民革命忠烈祠と中正紀念堂での2か所で衛兵交代式を見てきた。

前者は建国に関連する革命家や兵士たちを祀っている場所で、後者は初代総統である蒋介石の記念堂。厳密に言うと、中正紀念堂のは交代式ではなく*1、行進およびパフォーマンスになっている。

どちらも陸・空・海軍が交代でやってるらしい。今改めて確認したら、あたしが国民革命忠烈祠で見たのは陸軍で、中正紀念堂で見たのは空軍だった。ぱっと見同じなんだけど、胸につけてるバッジが違う。軍ごとに振り付けも違うのかなぁ?

その辺はわからないけど、一番の感想は「どちらもパフォーマンス性が高い」だった。

ロンドンもアテネも楽隊を引き連れてくるから、見せるためにやっている部分はあると思う。でも、どちらも衛兵たちの動きにはあんまりそういう印象はなかったんだよね*2。「見られてるのはわかってますが、これ平常運転ですので」みたいな。一方台北は、最初から敷地内に衛兵たちがいるから行進する距離が短くて楽隊も引き連れてこないけど、動きはバリバリ見せるためのパフォーマンスという印象だった。

国民革命忠烈祠の衛兵交代式は、祠の前で英霊に敬意を示すパフォーマンスから始まり、そこから祠の前の門をくぐり、広場を行進し、敷地の門の手前でメインのパフォーマンスをして終了、という順序。

階段を降りる時とゆっくり前進するときの動きが独特。これは祠から降りてきて前進するときの動き。↓

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手の動きは何か意味があるんだろうか。一体誰がこんな動きを考えたんだろう。そして、アテネ同様、歩くと靴がカチャカチャ鳴る仕様になっている。なんで?

一旦広場に出ると、行進は「イチ、二、イチ、二」の二拍子の普通の形になる。でも結構テンポが早いし、お兄さんたちが大股なのも相まって、あたしは小走りじゃないとついていけなかった。笑 行進動画がないのはそのせい。

そして、敷地の門の手前のパフォーマンスがこれ↓

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一糸乱れぬ銃剣トワリングしててすごくない?

靴のカチャカチャ音と銃のカチャカチャ音が、一拍子なのにいい感じの伴奏みたいになってるのも良い。ところどころに入る右足を横に出す動きも、なんかマイケル・ジャクソンっぽくて好き。

早足で来てチャッ、チャッ、チャッと一糸乱れぬパフォーマンスをしてまた早足で帰っていく台北は、ふてぶてしい行進をして少林寺ポーズをかますアテネとも、華やかだけどわりと普通なロンドンとも対照的で、とても興味深かった。

表面が鏡みたいで写真を撮ろうとすると自分が映り込んでしまうピカピカヘルメットも、熊の毛で作ったロンドンのモフモフヘルメットくらいインパクトがあって面白かったし。制服のインパクトは、アテネがぶっちぎりで一番だけど。

後ろからの撮影になっちゃったけど、中正紀念堂のも似た感じ。

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実は、似たような出で立ちの衛兵さんたちが同じ銃剣を携えて出てきた時点で国民革命忠烈祠と似たようなパフォーマンスだろうと見当がついたから、カチャカチャ鳴る靴の裏がどうなってるのか見ようと思って後ろに回ったんだよね。結局、まじまじと靴の裏を見てもなんでカチャカチャ音がするのかはわからなかったんだけどさ。……何やってんだ、あたしは…。

なんにせよ、パフォーマンス自体は、国民革命忠烈祠の方が時間が長くて見応えがあるから、どちらか1つしか見れないなら国民革命忠烈祠に行った方がいい。ただ、中正紀念堂は内部にある展示が見応えがあるから、施設としてはこっちの方が見学しがいがある。

あと、これはたまたまだけど、中正紀念堂を見学し終えて自由広場を横切ってバス停の方へ行こうとしたら、建物の影になってる隅の方で新人衛兵っぽい男の子たちが、銃剣トワリング(と呼んでいいのか知らないけど)の練習をしていて、微笑ましかった。

それにしても、なんでも世界各地で比べてみると面白いね。

 

 

*1:以前は蒋介石像の前で交代式として行われていたけど、廃止されたそう。

*2:ロンドンでは行進はよく見えたけど儀式はよく見えなかったから断言はできないけど。