昨日、これを読んだ。
この記事の前置きをざっくり要約するとこんな感じ。
- 昔は、女の子は身体が成熟すると女になり、男の子は女子供を守る能力があると認められた時に男になっていた
- だが、女性が社会進出するようになり伝統的な男女の役割分担が曖昧になるにつれ、「女子供を守る能力」という概念が時代遅れになり、方向性を見失って大人になりきれない男が増えてきた
- 実際、男の自殺率のほうが女の自殺率より伸びており、男のほうが女よりアル中になる傾向が高く、男のほうが未成年犯罪を犯す率が断然高い
- テレビや映画でも、男のキャラクターが無能で子供っぽくて自己中心的であることが多くなっている
- 学業的にも、今は小学校から大学院まで女の成績のほうが良く、退学率も男のほうが高い
どのくらい本当なのか、これが日本でも当てはまるのか、その辺はちょっとあたしにはわかんないんだけど、これ書いてる人は一応男だし……。
そうなの？？？
男は自分の役割がわかんなくなって大人になれなくなってるの？？？？
いやでも、こういう理由があるのなら、「男はかわいくなれないから云々……」みたいなトンチンカンな話が出るのもなんとなくわかる気はする。
で、記事の本文ではタイトル通り「大人になるための男の習慣」を10個紹介してるんだけど、これがまあなんつーか、どこかで聞いたことがあるようなつまんない習慣だったりする。「ゲームをやり過ぎない」とか「激しい運動をする」とか。
はあ？
そうじゃないでしょう？必要なのはたった1つ、
男女の役割っていう古い概念にとらわれないで生きるべきと認識することでしょう？
「男だからこうしなくちゃいけない」じゃなくて自分が何をしたいか考える。
そして「女なんだからこうして当然だろ」みたいな期待を捨てる。
それだけ。
いや、「俺は女子供を守れるような男になりたいんだ」っていうならもちろんそうなればいいの。好きな男に守ってもらって嬉しくない女なんていないんだから。
そして相手の女が「家庭に入ってあなたに尽くしたいの」っていうなら（そしてそれが自分の理想でもあるなら）もちろんそうさせてあげればいいの。
そう思ってくれることに感謝して、今後も相手がそう思い続けてくれるように努力することが前提だけど。要は当たり前と思うな、ということ。
もちろんこれは女側でも同じだけどねー。
女だから守ってもらって当然と思うな、みたいな。
まあ全くそういう意識がない女もいるよね。でも社会進出してる女はちゃんとそういう意識があるんじゃないかなぁ。ただ、男側の行動がついてきてないからキレるだけで。
なんにせよ、大人になるっていうのは、属性で自分のことや人のことを決めず、自分にも人にも自由と選択肢を与えたうえで自分を成長させようと思うことから始まるのだよ。
みんなカッコイイ男になってね。
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