ちょっと前にデータ保存どうしよう?っていう話があって、Jennyさんに小型のUSBメモリーをオススメした。
あたしは、仕事のファイルと普段使ってるファイルに関しては、Cドライブは使わずにこのUSBに直接保存している。*1
Jennyさんの記事に書いてもらったように、ホントに小さいからつけっぱなしでも全然違和感ないし、万が一PCの調子が悪くなっても別のPCにUSBを差し替えるだけで仕事を即続行できるからすごく使い勝手がいい。
だから個人的にはこのやり方すごく気に入っているんだけど、今日、1週間半かけて翻訳したファイルを納品しながらふと「これ何かの間違いで納品前に消しちゃったら泣くくらいじゃ済まないなぁ」と思った。
だって、USBに保存してあるファイルを削除するとゴミ箱を経由しないから。
このことは前から分かってたんだけど、あたしは現在進行形の作業ファイルを削除することはまずないし、ゴミ箱を空にするのが面倒だからむしろUSBみたいに段階を踏まずに1回でファイルを削除できるほうが嬉しいからあんまり気にしたことはなかったんだよね。
でも手違いってのは起こりうるもんね。
そして起こってしまったら……それが納品前のファイルだったら……そして納期がもう目の前だったら……
もー、考えただけで心臓がキュッとなるわ、これは。
……てことで、USBのファイルを削除するときにWindowsのゴミ箱を経由させる方法があるのか調べたんだけど、あたしがざざっと調べた限りではないっす。
USBにゴミ箱を作るソフトというかプログラムは、あることはある。
でも基本的にゴミ箱フォルダーを作り、「削除」じゃなくて「ゴミ箱に入れる」という新しいメニューオプションを使ってそこに入れておき、必要であれば復元できるようにする、という形。
Delete押すとか普通の削除方法取っちゃうとフツーに削除されちゃう。
だからダメ。(……と個人的には思うけど、使いたい人は、「リムーバブル用ドライブごみ箱」で検索)
となると、事故が起こってしまった時の対応は?って話になるんだけど、復元ソフトって結構いろいろあるし、説明を見た限りではフツーに使えそうだった。
で、その辺りをざざっと読んで分かったことのポイントは以下。
- USBで削除したファイルはアクセスできなくなってるだけで、ホントに消えてはいない。ホントに消えるのは上書きされたとき。
- つまり、事故って必要なファイルを消しちゃった場合、USBドライブに上書きされちゃう前に復元ソフトを使えば理論的には復元できる。
- だから事故に備えて復元ソフトを事前にダウンロードしておくのが吉。
- 事故ってから復元ソフトをダウンロードする場合は、必ず別の場所にダウンロードして別の場所にインストールする。じゃないと必要ファイルが上書きされちゃう可能性あり。
復元ソフトによってはインストールが必要なくてそのまま作動できるものもあるみたい。だからそういうのを別のUSBに入れておいて万が一必要ファイルを消しちゃったときはすぐに復元、というのが一番いいみたい。
ちなみにあたしが「これでいっか」と思ったのは『かんたんファイル復活』っていうフリーソフト。これ↓
あたしはこれを一旦PCのダウンロードフォルダ(定期的に内容を削除してるフォルダ)にダウンロードして、PCをリサイクルするときにハードディスクの内容を削除するソフトとかを保存してるUSBで解凍しておいた。
インストールなしでそのまま起動できるから、万が一のときはこれ出してきてPCに挿して復元すればいい。
これで安心してUSB使い続けられる。ホッ。
応援クリックお願いします~
*1:ちなみに、写真とか記録として残しておくだけのファイルはCドライブとかSDカードとか普通サイズのUSBとかに保存していて、スマホからもアクセスしたいファイルだけGoogleドライブに保存している。