役に立つかは別として

頭の中にあるゴチャゴチャを出しとけばスッキリするかも

死んじゃったあとは、まあどうでもいいか

去年末に自分と約束したから

www.saki-imamura.com

デジタル終活をしようと試みた。

……のだけど、対象になるものを書き出して改めて考えてみたら、意外と大半が「死んじゃったあとは、まあどうでもいいか」という結論になって、笑ってしまった。

年を重ねていくと、物事の優先順位がいろいろ明らかになってきて、それに伴い「これはどうでもいいや」とあっさり捨てられるものが増えてくる気がする。とても興味深い。

でも、とにかく、デジタル就活について一応考えたわけだから、現時点の結論を記録しておく。

Twitter、Instagram、Signal、Gmail、Live mailなど、課金していないもの

SNSとメールについては、これら経由で連絡を取っていた親しい人に死亡通知が行くようにさえしておけば、アカウント自体がどうなっても特に問題はないはず。乗っ取りとか悪用される可能性はゼロではないと思うけど、ほぼないだろうし、金融口座関連はあたしが死んだら凍結されて誰かが相続しちゃうわけだから、SNSやメールをそっち関連で悪用するのも無理そうだし。

そして、自分が死んだあとは、アカウントが残ろうが削除されようが、まあどうでもいい。

スマホ、ブログ(はてな、ドメインサービス)、Amazon(定期おトク便、プライム)、ユニセフ、Duolingo、Morningstarなど自動支払いしているもの

スマホの通信利用料金は後払い形式だから、紐づけされてるクレカを止めても請求が来てしまう。だから、これだけは解約の指示をしておく。

それ以外は、クレカを全部止める指示だけしておけば、決済や自動更新ができなくなって最終的には勝手に解約処置にされてしまうはず。本当は全部いちいち遺族に解約手続きさせるべきなのかもしれないけど、どれもそもそも決済が通らなかったら成り立たない仕組みになってるし、そこまでしなくていい気がする。

そして、これらのアカウントも、自分が死んだあとはどうなっても構わない。

決済サービス、ネットバンキング、ネット証券など

決済サービスは、どうせ楽天カードがあるから置いておいても同じの楽天ペイ、メルカリの残高があるメルペイ、電車で使うから捨てられない交通系ICカードだけに絞った。

楽天ペイはクレカを止めるときに止めてもらえれば良いはず。メルペイとICカードだけは死んだ時点でも残高がある可能性があるから申し送りしておく。

ネットバンキングとネット証券は銀行口座と証券口座の申し送りがすでにあるからOK。

スマホ、PC、タブレット、USBなどデータが入っているもの

自分が生きてるうちは自分のデータを人に見せたいとは特に思わないけど、自分が死んだあとは?と考えると、ぶっちゃけ見られて困るものもないし、捨てられて困るものもない。

なので、初期化できるようログインパスワードだけわかるようにしておくつもり。あとは使うなり捨てるなり好きにしてもらって構わない。

Amazonポイント、楽天ポイント、Tポイントなどポイントがあるアカウント

いつもポイントは買い物時に使える分すべて使ってしまうパターンなので、どれもたくさんポイントが溜まっている状態になることはほぼない。だから、自分が死んだあとはどうなっても構わない。

 

旅行に行ったりしてSNS・ブログ・メールを数日間ほとんど見ないことがあると、あっけないほど何の支障もなくて、「あー、SNSもブログもメールも本質的にはどっちでもいいものなんだなぁ」と改めて思ったりする。

今回デジタル終活をしようと試みてみて、これと似たような感想を持った。

死んじゃったあとは…と考えたら、残していく人やペット以外はほぼ全部どうでもいいのかもしれない。

だとしたら、人生の優先順位なんて簡単なんじゃないか。

 

 

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