さっきこういうツイートを見た。
日本の高校に戻った後の学年を正式決定するために元担任の先生とzoomで面談したら、アメリカはねー自由でしょー日本と違って。アメリカかぶれになって戻ってこないでねと開始1分で言われて、この人無理ってなった私、生きていけるのかな
— やと (@penguin1026121) January 24, 2022
あたしも実は、アメリカの高校に1年留学したあと日本の高校に復学ってなったときにとても嫌な思いをしている。
アメリカの学年度は終わるのが早い。だからあたしは6月くらいに帰国したと思うんだけど、高校の学年主任には「こんな途中に戻ってこられても困るから夏休み明けまで来なくてよろしい」と言われた。「でも1学期の期末テストは受けるように」と。
「受け付けられません」じゃなくて「来なくてよろしい」という言い方をされたのも悲しかったけど、「教えてやらねーけどテストは受けろよな」的な措置をされたこともとてもモヤモヤした。そもそも、テスト期間は受け入れられるけどそれ以前の授業では受け入れられないって変でしょ?今考えてもおかしい対応だと思う。
でも、うちの親は子供側に立って戦うという発想がない人たちだったし、あたしももともと日本の高校なんぞ好きじゃなかったからアメリカに逃げてたわけで、戻りたくて戻ってきたわけでもなかったから、あたしはそのまま期末テスト以外は夏休み明けまで学校に行かず、ぶらぶらして過ごすことになった。
それはまあいい。
でも新学期が始まって3年に復学してから卒業までの期間、あたしはその学年主任からずっといじめられる羽目になった。
その学年主任は年配の英語教師だった。自分の英語に自信がなくて、自己肯定感の低さを学年主任という権威で補ってるタイプの人だったんだろう、と今ならわかる。しかも、あたしは留学以前から理不尽な校則とかに平気で抵抗する生徒だったから、英語力をつけた反逆者みたいなのが帰ってきたと感じて心底嫌だったんだろう。
ただ、当時高校生だったあたしにはそんなことに気づくような洞察力はなく、なんで「これはなぜダメなのか」と質問しただけで怒られなくちゃいけないのか、なんでアメリカから戻ってきただけで嫌がらせされなくちゃいけないのかと、日本の大人たちと彼らが作ったシステムに絶望していた。
ま、だから日本の高校を卒業したらさっさとアメリカに戻ることにしたわけだし、結果オーライだったから、今となってはあの学年主任のことはどうでもいいんだけど。
……だけど。
あんなのは昔だから起こってたことなんだと思ってた。
30年以上経った今でも日本の教師は低レベルなままで、こんなことを子供に言ってるのかと思うと、あの時以上に絶望する。
逃げて、としか言えない。
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