アメリカにはこういうサイトがある。
公立の幼稚園から高校までが対象で、学校の先生がプロジェクトを立ち上げてクラウドファンディングするサイト。
プロジェクトはホントに様々なんだけど、小学校の先生が「Legoを使って学習させたい」と言っていたり、幼稚園の先生が「工作につかうクレヨンや画用紙を買いたい」と言っていたりと、ほのぼのするものから、「iPadを使って算数の授業をしたい」とか、「VRゴーグルを使って生徒に世界中旅してもらいたい」みたいなのもある。
で、どれも要は行政から予算もらえなかったっていうことだから、それでも自分たちで資金集めてやっちゃうもんね!という心意気が感じられてすごくいい。
こういうの、日本にないのかな?
……と思って、「学校に寄付」でググってみたんだけど、「学校に寄付すると寄付金控除になるのか」とかいう記事ばっかズラズラ出てきて、テンションめちゃくちゃ下がってしまった。
てか、日本の公立の学校の先生の場合、自己判断でクラウドファンディングやったりとかしたら叩かれそうだよね。よくわかんないけど。
あれ、そもそも決められた授業しかしちゃいけないとかだっけ?
いや、他のことやる暇なんてそもそもないのか。部活動がものすごく負担になってるって話よく聞くもんね。
ああ、ますますテンション下がってきた。
日本の教育ってもともとあたしは嫌いなんだけど(それもあってアメリカに逃げたんだし)、教育自体は重要だと思うんだよね。だから教育関係で、お役所が決めたことじゃなく先生たちが必要と思ってることに少額から寄付したい場合の選択肢はなんだろうと思ったんだけどさ、何も選択肢はないのかなぁ?
そういう選択肢あったらさ、お金が余ってる高齢者層とか喜んで寄付するんじゃないかなぁ。
税金として払っちゃうとろくでもないことに使われちゃうから自分で選んで直接寄付したい、そう思う人ってあたしだけじゃない気がする。