バルセロナからもツイートしたけど、サグラダ・ファミリアは本当に素晴らしかった。
サグラダ・ファミリア、めっちゃ感動。涙出るレベル。
— 今村咲 (@saki_imamura) 2019年10月22日
当時の技術では無理と知りつつ構想したと聞いて「ジョージ・ルーカスのスターウォーズと同じじゃん」と思ったけど、自分の代で終わらないと分かっていたと聞いて「ガウディの勝ち」と思った。#サグラダ・ファミリア pic.twitter.com/i8HKK3zfZ2
どうしてこんなものを構想できたのか、そして当時の技術では無理だし自分の代でも終わらないとわかっていてどうして何十年もそれに人生を捧げることができたのか、あたしのような凡人の想像を超えてるわ……としみじみ思った。
何か彼を突き動かすものがあったんだろう。
宗教なのか、建築家としての挑戦なのか、もっといろんなものが重なってたのか、もともとガウディ自身のことはあんまり知らないあたしにはわかんないけど、原動力としてなくてはならなかったであろうものを想うとホントに涙が出そうになった。
見に行きたいときに気軽に見に行けるバルセロナ人、いいなぁ。
あたしが訪ねた22日はデモもなくてサグラダ・ファミリアは開いてたんだけど、強風で塔には登れなかった。だから機会があればまた行きたい。
あと、なんと言っても未完成だからねー。完成したらまた見たいというのもある。
ちなみにこれが完成図。
あたしが見た時点でできてたのはここまで。
中央にイエスの塔ができてまだまだ高くなるわけよ。凄い。
でもさ、サグラダ・ファミリアの周辺って建物で囲まれてるから高層建築物が鑑賞しにくいんだよね。
一応ガウディ広場が隣にあるけど、そんなに大きくないし、見れるのは受難のファサード側の景観に限られちゃう。ガウディ通り(緑の点線になってる通り)からも見えるけど、他の建物や木も視界に入ってきちゃう。
だからこれ以上高くなってもインパクトを感じにくいと思うんだよね。
その点、素晴らしいのがエッフェル塔だ。
これはパリに行った時のことを書いてた時に書きたいと思いつつなんだかんだで書かなかったことなんだけど、エッフェル塔は芸術作品のごとくちゃんと額に入ってるというか、ショーケースに入っているような状態になっている。
まず、大きなシャン・ド・マルス公園が南東側に広がっていて、遮るものが全くない状態でエッフェル塔を鑑賞できる。エッフェル塔を真下から見上げてもよし、公園をずっと下って遠くから眺めてもよし、その辺に寝転んで見てもよし、という状態。
エッフェル塔はセーヌ川から見ても素晴らしい。川から見ると一番下の部分は木々に隠れちゃうけど、そそり立ってる感が増長されてそれもまた良い。
セーヌ川の向こうにあるトロカデロ広場からのエッフェル塔の眺めもとても良い。
さらにさらに、トロカデロ広場を登りきったところにあるシャイヨ宮から見ても素晴らしい。
つまり、エッフェル塔の周辺はエッフェル塔を鑑賞するために整備されてると言っても良い状態なわけ。
ちなみに、エッフェル塔自体もめちゃくちゃべっぴんさんだと思う。
こんなレースをまとったようなデザインになってるなんて、近くに行って見るまで知らなかった。まさに芸術作品だと思う。
てことで、どこかの高台から全体像を見ることができるようにするとかさ、サグラダ・ファミリアも完成に向けて周辺の整備をしてくれるといいのになぁ。
あんなすごい芸術作品が額に入ってないなんてもったいなさすぎる。
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