以前ここで書いたんだけど、
洋裁師だった伯母が作った道具入れやカバンを見たら自分もミシンをやりたくなって、ちょっとマスクなんかを作ったりしていた。
でも、やっぱりカバンも作りたくなって、でもどこから初めていいのかわからなくて、これを始めた。
月1で材料一式が作り方と一緒に送られてくる仕組み。先月、今月と1つずつ作った。
第1回目の作品がこれ。
第2回目の、昨日完成したばかりの作品がこっち。
よーく見ると下手なんだけど、パッと見た感じはまあ悪くない。2つ目はやっぱり1つ目より上手くできてる。楽しい。
カバン、要らないんだけどねー笑
あたしはもともと何かを作るのは好きなんだけど「必要ないモノが増えるのが嫌」とか、「結局買った方が安くつくじゃん」とか、「自作品で既製品の技術に勝つのは大変」とか、そういう自分の中の合理性がいつも自分の創作意欲を邪魔していた。
コロナをきっかけに習い始めたいけばなだって、心置きなく楽しめている大きな理由は花が生モノで作品として残らないからだと思う。これが造花とかドライフラワーみたいな残るものだったら、同じように楽しめていたかわからない。
今朝、nyonyaさんのブログを読んだら
いろんな物であふれている世の中だけど
だから
わたしが物を作る事に何の意味があるんだろう?
なんて
つい、頭でっかちに考えたりしちゃうんだけど
物作りで食べていけるのか、とか
オリジナリティーはあるのか、とか
つくる前からそんな事に気をとられちゃいがちなんだけど
とあって、そうなのよ!と思った。
いろんな物が、そこそこの品質で、とても安く、簡単に手に入る世の中で、合理的な思考で生きていると、創作なんてできない。
まあ、あたしのカバン作りは、用意された材料でレシピ通り作って練習してるだけだから創作とは言えないけどねw
でも、「特に必要でもないカバンができたっていいの!ミシンを使ってみたいの!楽しいの!」という自分の気持ちを、今回は合理性で消さないようにしようと思う。
物を作ることには、自分の気持ちとか能力とか、自分の中にあるものを試すという意味がある。自分を知るという意味が。
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