役に立つかは別として

頭の中にあるゴチャゴチャを出しとけばスッキリするかも

キノコやシダが内面で奏でている音

今日、こんなツイートに遭遇した。

もともと生物学者だったけど、ミュージシャンに転向してキノコのシンセサイザーを作ってるというカナダのTarun Nayarさん。

一体どういう経緯でそんなことしようと思いついたのか知らないけど、

  • 全ての生き物は生体電気を帯びている → 知識としては知ってたけど、特に考えたことなかったわ……
  • 人間は様々な電界に囲まれて生きている → 言われてみたら確かにそうかも……そんなこと全然考えたことなかったわ!
  • キノコで音楽が作れる → いや、マジっすか!!!

……という感じで、なんかめちゃくちゃ新鮮だった。

そして、そのキノコの生体電気ミュージックがスゴイんである。

例えばこれ。キノコの生体電気の音ってもっと単調なのかと思ったら全然単調じゃないどころか、不思議な音程があって神秘的。エコーをかけると宇宙っぽいイメージが一気に拡がる。

そして、こっちは毒があるものが多いテングタケの一種らしいんだけど、音がホントにヤバいキノコでハイになっちゃったみたいになってて笑える。シンセサイザーの「FXXXを足す」っていう意味はよくわかんないけど、イっちゃってる感がすごい。

一方、こっちなんかは普通に綺麗なサウンドで、キノコ感(?)ゼロ。

キノコの種類が違うだけでこんなにもサウンドが違うっていうのには、正直驚いた。

Nayarさんはキノコの音でシンセサイザーを作ってるってインタビューで言ってたけど、シダの葉っぱの音もあった。

シダって花も咲かさず日陰にいるイメージだったんだけど、サウンドは秘めた強さを持って前向きに生きる者っぽい音で、なんだか良い。

人は見かけによらないって言うけど、キノコやシダも見かけによらない内面があるのねぇ……と思うと興味深い。

これから菌類や植物類を見る目が変わってしまいそうかも。

 

 

 

応援クリックお願いします~