今日、こんなツイートに遭遇した。
Shroom Songs (or Electric Foraging) @TarunTspoon pic.twitter.com/RWYTjr2noi
— 60 Second Docs (@60SecDocs) May 29, 2022
もともと生物学者だったけど、ミュージシャンに転向してキノコのシンセサイザーを作ってるというカナダのTarun Nayarさん。
一体どういう経緯でそんなことしようと思いついたのか知らないけど、
- 全ての生き物は生体電気を帯びている → 知識としては知ってたけど、特に考えたことなかったわ……
- 人間は様々な電界に囲まれて生きている → 言われてみたら確かにそうかも……そんなこと全然考えたことなかったわ!
- キノコで音楽が作れる → いや、マジっすか!!!
……という感じで、なんかめちゃくちゃ新鮮だった。
そして、そのキノコの生体電気ミュージックがスゴイんである。
例えばこれ。キノコの生体電気の音ってもっと単調なのかと思ったら全然単調じゃないどころか、不思議な音程があって神秘的。エコーをかけると宇宙っぽいイメージが一気に拡がる。
Name something more magical than mushroom music, I’ll wait. 🍄🙏🏼✨
— Paul Stamets (@PaulStamets) July 19, 2022
📹: @TarunTspoon pic.twitter.com/0TxVSmentZ
そして、こっちは毒があるものが多いテングタケの一種らしいんだけど、音がホントにヤバいキノコでハイになっちゃったみたいになってて笑える。シンセサイザーの「FXXXを足す」っていう意味はよくわかんないけど、イっちゃってる感がすごい。
Music of the mysterious amanita 🌀🍄✨ #mushroom #amanita pic.twitter.com/WSut7wysOQ
— Tarun Nayar | Modern Biology (@TarunTspoon) July 21, 2022
一方、こっちなんかは普通に綺麗なサウンドで、キノコ感(?)ゼロ。
キノコの種類が違うだけでこんなにもサウンドが違うっていうのには、正直驚いた。
Mushroom Dance! 🍄🎶
— Tarun Nayar | Modern Biology (@TarunTspoon) June 9, 2022
Another one I played for the @CryptoCannaClub yesterday ✨ pic.twitter.com/rFqwiS6GGM
Nayarさんはキノコの音でシンセサイザーを作ってるってインタビューで言ってたけど、シダの葉っぱの音もあった。
シダって花も咲かさず日陰にいるイメージだったんだけど、サウンドは秘めた強さを持って前向きに生きる者っぽい音で、なんだか良い。
If I ever get to score a plant game this is how I’ll do it pic.twitter.com/7rtYVdUt7A
— John Fio (@audiosprite) October 19, 2021
人は見かけによらないって言うけど、キノコやシダも見かけによらない内面があるのねぇ……と思うと興味深い。
これから菌類や植物類を見る目が変わってしまいそうかも。
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