この続き。
これは一番最初に書いてもいいくらい衝撃だったんだけど、スリランカの民営バスは派手なのが多い。
日本でもラッピングバスがたくさん走ってるけど、こういうケバいのはないよね?それにこれってそもそもラッピングバス的な広告なのかなぁ?よくわからん。
ただ、スリランカを(小さくだけど)ぐるっと回ってわかったのは、派手派手バスはみんなこのデコ系柄だということだった。一応寒色バージョンと暖色バージョンがあるんだけど、みんな趣味は同じ。
なんなんすかね?笑
そして派手なのは外だけじゃない。中も派手。
一方、国営バスは派手じゃなかった。少なくとも外見は。
中は、天井まではデコってなかったけど、まあまあ派手だった。以下、国営バスの内部を走行中に撮った動画↓
アヌラーダプラ着いた
— 今村咲 (@saki_imamura) January 19, 2024
民営のエアコン付きバスを探してたのに国営バスターミナルに迷い込んでしまい、優しい(が英語が通じない)スリランカ人のみんなにアヌラーダプラ行きはこれだよ!と言われ、エアコンなしと知りつつ腹をくくって乗った
体感温度33℃の中、窓全開で突っ走るファンキーバスだった🤣 pic.twitter.com/51LBJtsKeG
このバスでも(というか、あたしが見た全てのバスで)ブッダが鎮座ましまししている。運転手さんの後ろの衝立にはヒンズー教の神様?の絵がある。
デコ柄+宗教って、一体どういう感覚なんだろう?
で、動画を見てくれるとわかると思うんだけど、このバス、バスのわりにはかなり爆走している。
今回あたしが乗ったバスは国営・民営問わずどれもこんなノリで、クラクションを鳴らしっぱなしでじゃんじゃん追い越しするパターンだった。
高速道路はあたしが見た限りではバンダラナイケ国際空港からコロンボ市内へ行く途中しかなくて、バスの旅は全部下道だったんだよ?しかも追い越し車線なんてない対面2車線。でもバスは、道の中央線を超えて真ん中寄りに爆走しつつ、クラクションで前方の車やトゥクトゥクを左に寄せさせて追い越していた。
ブッダを乗せてる敬虔な仏教徒とは思えない運転ぶり。
ただ、運転手さんたちの名誉のために言っておくと、これが日常なんだろうなぁと納得させるハンドルさばきで、不思議と安心して見てられる運転ではあった。
…てことで、前回、車内の乱気流で頭をもみくちゃにされてる自分が可笑しくて仕方なかったと書いたけど、
- 中も外も派手派手なバスが
- なんかよくわからないファンキーな音を大音量で流しながら
- クラクションを鳴らしっぱなしで
- バンバン追い越しして爆走するなか
- 車内の爆風を右から左から受けて髪の毛をもみくちゃにされながら
- 唖然として座っている日本のオバチャン
という状況を改めて想像してほしい。笑えないか?
ちなみに、上のオレンジっぽいバスの車体をよく見たら「新宿日本語学校」と書いてあった。これ、新宿日本語学校のバスのお下がりなんだろうか?
でも上の青っぽいバスには「守護天使」ってステッカーが貼ってあったんだよね。漢字がカッコいいと思われてるんだろうか?謎。
バスと関係ないけど、自転車をレンタルできるポロンナルワ遺跡群では、京都西山高校の自転車がセカンドライフを満喫していた。
一方、どこかの一般家庭の車庫では「サナダ商店」というステッカーを貼った車も見かけた。
なんなんすかね?笑 実際に日本からのお下がりが結構あって、そこから漢字のステッカーが流行っちゃったとかいうパターンなのかしら?
なんにせよ、まさかスリランカがこんなだとは想像してなかったわ。全く。