役に立つかは別として

頭の中にあるゴチャゴチャを出しとけばスッキリするかも

毎日ゴキゲンで過ごしたいんじゃ、あたしは

ごきげんで生きる48の方法』という本を読んだ。

昔、田口ランディの『できればムカつかずに生きたい』って本があって、内容は詳しく覚えてないけど、タイトルだけには「ほんま、これ!」とメチャクチャ共感したのを覚えてる。

ムカつくと疲れるんだよね。コンスタントにいろんなことに怒ってる人ってたまにいるけど、ああいう人たちって疲れないのかな?と思う。一緒にいるとそれだけで疲れるから、たぶん周りのエネルギーを吸収する構造で成り立ってるんだろうと思うけど、バリアを張って自分を守るのってなかなか難しい。

まあ通常はそういう人には最初から寄り付かないようにしてるんだけど、そういうわけにはいかない場合もあるんだよね。だからそういうときにどうやって自分の体勢を戻せるかっていうの、大事。

あと、ただ単にゴキゲンでいると自分が楽っていうこともある。仕事が捗るし、いいアイデアも湧き出てくるし、ゴキゲンで過ごせた1日のあとってご飯やお酒も美味しいし、すごくよく眠れるし。

だから、わぁ、ゴキゲンでいられるテクニックがあるなら知りたい!と思って読んだんだけど。

わりと面白かった。

あんまりライフハック的な技はなくて、ほとんどの方法は「ああ、そうだよね」って感じだったんだけど、これは実践してるな、こっちは実践してないな、ああこれは意識してやろう、みたいな感じで自分を評価することができた気がする。

意識しないでやってたけどやっぱりこれ良かったんだ!っていう発見もあった。

あと、方法自体はあんまり目新しくないけど、それぞれに関するエッセイというか説明というか、著者の大谷由里子さんの話が良かった。ああ、やっぱりゴキゲンでいるの大事!と思わせてくれる。

でも一番良かったのは、「ムカつかずに生きたい」的などちらかというと守りの姿勢でいた自分が「ゴキゲンで生きるんだぜぇい!」的な攻めの視点を得たということ。

大谷さんは、自分で自分のごきげんを作れる能力を「ごきげん力」と呼んでいて、これがいかに大切で人生に影響を与えるかを吉本興業で芸人さんのマネージャーをしていたときの経験などを混じえて書いてるんだけど、この「ごきげん力」って言葉、良くない?あたしは気に入った!これから使わせてもらおうと思う。

何かあったら、「ごきげん力のトレーニングだ!」と思うことにする。

「目指せ、ごきげん力の達人!」とかね。

頑張ろう。

 

ごきげんで生きる48の方法

ごきげんで生きる48の方法

 
できればムカつかずに生きたい

できればムカつかずに生きたい