役に立つかは別として

頭の中にあるゴチャゴチャを出しとけばスッキリするかも

黄夫人っぽい会長に導いてもらう

ちょっと前にこの記事を読んだ。

akekurenote.hatenablog.com

明暮さんの中にいる白い髭をたくわえた賢人キャラの直観が「え~、宴もたけなわですが……」という「宴たけ宣言」をして強制終了・リセット号令をかけてきた、だからそれに従ってキャリアを仕切り直すことにした、という話。

とても興味深かった。

なぜって、あたしにもキャラが立ってる「中の人」がいるから。

あたしの場合、中の人は「自分の直観」というより「自分の魂」みたいな位置づけだし、役割も「賢人」というより「会長」という感じだから、もしかすると明暮さんとは若干違うのかもしれないけど、そういうふうに感じて中の人とコミュニケーションを取ってる人が他にもいるんだと知って面白かったし、キャラがあたしの中の人と全然違うのも面白かった。

「白髭の賢人」って言われると、ついハリー・ポッターのダンブルドアとか、指輪物語のガンダルフみたいな人を想像しちゃうんだけど、ああいうキャラが「え~、宴もたけなわですが……」と言ってるところを想像すると笑える。好き。

ちなみに、あたしの中の人のキャラは「新解釈・三国志」に出てくる諸葛亮孔明のヨメの黄夫人っぽい人。

結構口が悪くて「コノヤロー」とか言う。

www.saki-imamura.work

「しょうがねぇなー」とか「ったくもう💢」とかいうのもよく言う。

でも基本、CEOのあたしに経営を任せてくれてる……というか丸投げしてるから、些細なことでは出てこなくて裏で遊んでいる。この辺は「風向きが変わらない!」って言ってアタフタしてる孔明をガン無視して麻雀で遊んでる黄夫人の様子と同じ。

とは言え、いわゆる「ゾーンに入る」みたいな状態になると、会長が勝手にハンドルを握って運転してたりする。たぶん。

だって、後から見ても自分から出てきたと思えない言葉を発したり書いたりしてることがあるんだもん。

これとかもさ、

この日どこかでたまたま「人との会話では【さ:さすが~、し:知らなかった~、す:すごーい、せ:センスあるぅ~、そ:そうなんだ~】という相槌を打っとけばOK」という主旨の記事を見たんだけど、そしたら「若い人にそんなくだらねーこと教えてんじゃねーよ💢」と会長が出てきて、「コノヤロー、さしすせそはこういうのを教えるんだよ」と言って、迷うことなくババッと一気に上の「さしすせそ」の原文を書いたんだよね。

「さ」が「さっさとやれよ」とかで、全体的に口が悪かったから、CEOのあたしがツイートする前にちょっと校正したけど、あたしがしたのはそれだけ。

これとかもそう。絶対会長が出てきてる。

だって、人から相談を受けてアドバイスを書いていたらゾーンに入っていて、気がついたら書いてたんだもん。だから、書いた後に我に返って「そう言われればそうだわ、上手いこと言うねぇ」と感心した。

……てなわけで、「新解釈・三国志」の諸葛亮孔明が黄夫人に一目置いて慕っているように、あたしも会長のことは一目置いてるし慕っている。孔明は、風向きがなかなか変わらなくて斬首されそうになったときに「ヨメを信じて死ぬなら本望」的なことを言うんだけど、あたしも結構そういう感じかもしれない。会長を裏切る行為は絶対したくない。

自分を好きになるとか、自己肯定感を持つとかって、こういうところから来るのかもしれないなぁと思う。

誰の中にも、賢人とか会長みたいな能力がある「中の人」がいるはず。中の人がうまく出て来れるような生き方をして、積極的に導いてもらっていれば、自己肯定感は自然と強化されるんじゃないか。