亡くなった伯母はプロの洋裁師だった。洋裁の先生もしていた。だから彼女の家には布が山ほどあった。
使えそうな布の大半は伯母が亡くなったあと彼女の生徒さんたちに貰われていって、今はどう使えばいいのかわからないような布が一山くらい残っている。
その中で、母がこんな布を見つけてきた。
ほこりだらけの山にあったから薄汚いんだけど*1、生成りの綿で、アップリケでスイカらしきものが縫い付けてある。写真ではわかりにくいけど、2つ折りに畳んである状態なので、実は2倍の長さがある。全く同じ模様✕2。
最初からアップリケがしてある布なんて初めて見た!
……ってまあそれはいいんだけど、母が「これエプロンにちょうど良くない?!エプロンにいいと思って持って帰ってきたの!エプロン!エプロンにして! 」とあたしが作る前提で「2枚作れる、2枚!」と熱狂的に押してきたので、「2枚?同じのを2枚?」と思いつつも作った。
あらまあ。
以外と良くない?
布のサイズはギリギリだった。上下切り落としたところで紐を作って、残りの布でポケットをとったら、もう1枚小さめのポケットが取れなくもないかなというくらいしか残らなかった。
ゴミの山から出てきた薄汚い布がこんな可愛らしいエプロンになったのも、かなりきれいに布を使い切ることができたのも、なんかめちゃくちゃ気持ちいい。笑
久しぶりにミシン使ったのも気持ちよかった。
真っ直ぐ縫えばいいところがほとんどで、難しくなかったから余計そう感じたのかもしれないけど。
母もめっちゃ喜んでた。笑
また近いうちにミシンで何か作りたい。
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*1:この後洗濯したらましになった