役に立つかは別として

頭の中にあるゴチャゴチャを出しとけばスッキリするかも

美術館自体もコレクション自体もアートなMIHO MUSEUM

前回、美術館や博物館についての訪問メモみたいな記録をつけておきたいと書いた。

www.saki-imamura.work

……ので、早速1つ書く。

滋賀県の信楽にあるMIHO MUSEUMは、車でないと行きにくい山の中の変な場所にあるんだけど、その場所と建築デザインが素晴らしくてめちゃくちゃ良かった。

ルーブル美術館のガラスのピラミッドをデザインしたI.M.ペイ氏が「現代の桃源郷」というコンセプトでデザインした美術館で、こんな感じの場所に

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こういうレイアウトで建物があって

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手前の駐車場に停めて、レストランやショップがあるレセプション棟でチケット購入し、トンネルをくぐって美術館に行く形になっている。

トンネルの前の道沿いには桜がある。あたしが行ったのは冬だったから見れなかったけど、桜の時期はきっときれいだと思う。

トンネルを出ると大きな橋があってその向こうに美術館が見える。

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(ここまでの画像は全部MIHO MUSEUM公式サイトのもの)

そしてこうやって歩いていくと(歩けない人はトラムみたいなのもあるから大丈夫)

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美術館の正面に来る。正面玄関は丸い額のようになっていて、向こうの壁も全部ガラスだから建物の裏側の景色がそのまま見えるというデザイン。めっちゃ素敵。

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いやー、良かったわ。

……と、外観をべた褒めしたけど、コレクションも素晴らしかった。

神慈秀明会とかいう宗教法人の小山美秀子さんのコレクションなんだけど、「私が美しいと思って心打たれたものを集めました」っていう感じで、全部美しかったんだよね。(実際に小山さんがそう思って集めたのかは知らないけど。)

普通、美術館や博物館って「特定の範囲で美術的・歴史的価値があるものをバランスよく集めました」とか「○○にまつわるものを集められるだけ集めました」みたいな感じだと思う。だからこそ学びやすいし、何かを考えるのにもいいと言える。

でも、MIHO MUSEUMのコレクションはそういう面をバッサリ捨てていて、単に小山さんの感性を表現したアートという感じだった。だから、分野的にはとりとめもなくいろいろ集めてる感がすごいんだけど、そのわりには全体的にまとまりがあって、1つ1つが選りすぐりで、見応えがあった。

ただただ綺麗なものを浴びるように観るの、良い。

またいつか行きたい。

 

 

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