役に立つかは別として

頭の中にあるゴチャゴチャを出しとけばスッキリするかも

10年ぶりくらいの風邪

あたしは基本的に風邪はひかない人だ。

……けど、どうやらバルセロナから戻る飛行機で風邪をうつされたらしい。

 

いつもは風邪の菌?が喉に入った時点で独特のピリピリ感があるから、即行うがいをしてビタミンCを多めに飲んでそれ以上進行させないようにしている。実際、それ以上進行したことは一度もない。

最後に風邪をひいたのはたぶん10年以上前、まだアメリカに住んでいた頃だと思う。

日本に一時帰国してイベントに出かけたときに「風邪の菌が侵入!」の警報が鳴ったんだけど、出先だったから即座にうがいできなかった。で、我慢していたらそのままやられてしまった。身体が疲れてたのもあると思う。

 

でも今回は喉の警報がなかった。ただ、突然鼻水とくしゃみが出始めたから、なにかにアレルギー反応を示しているんだと思ってた。日本に着いたら止まるだろうと。

……止まらなかった。

自宅に着いた頃には喉もイガイガし始めていて、なんだろう?と思いつつ普通のうがいと鼻うがいの両方をしてビタミンCを飲んで早めに寝たんだけど、朝起きたらすっかり風邪をひいていた。

くやしー!!

 

仕方ないから昨日はほとんど1日寝てたんだけど、どうしてこんなに眠れるのか?というくらい眠れてびっくりしている。「こんこんと眠る」という表現はこういう眠りのためにあるに違いない、というくらい深く眠っている。何時間も何時間も。

これじゃ夜は眠れないでしょ?と思ったけど、やっぱり夜もこんこんと眠った。

そして今日も午前中死んだように寝ていた。きっとこれを書き終わったらまた寝ると思う。

 

今、あたしの身体は病原菌と戦ってるんだろうなぁ。すごいなぁ。

 

以前、貧血が発覚したとき、鉄分を摂るしかないと聞いてレバーの炒めものを食べたら睡眠薬を飲んだときみたいな暴力的な睡魔に襲われたことがあった。なんとかベッドにたどり着いて服のまま倒れ込んで、ああ変な体勢してるなと思いつつ直すこともできず気を失ったみたいに数時間寝てしまった。

まさに「鉄分を確保したのでこれから全力で赤血球の生産体制に入ります!不必要な機能は全て一旦停止しまーす!」と身体が宣言して、あたしという本体のスイッチを有無を言わさずオフにした、みたいな感じだった。

 

あの時ほど強烈じゃないけど、今もたぶん似たような状況なんだろう。全力で風邪に対応するために、あたしを寝かしつけて本体のスイッチを切ろうとしてるんだろう。

実際、起きるたび体調に変化があって面白すぎる。あー、あたしの身体、ここまで頑張ったのね、エライエライ、みたいな。笑

 

10年に一度くらいなら風邪をひくのも悪くないかも。

さて、もう一回寝るか。

 

 

応援クリックお願いします~