伯母の家を取り壊すことに決めた。
この決断に至るまでマジいろいろあったんだけど、それは書いても全然楽しくないからやめとく。
とにかく、取り壊す方向で物事を進めることになり、家の中にあるものをぼちぼち処分してるんだけど、家電、家具、寝具みたいに大きいものは、メルカリみたいなので売るのも大変だしどうしようかと思っていた。
ゴミとして捨てるってのもアリだけど、どれも全然使える状態で、なかにはほとんど使ってないものとかもあったから、できればゴミにしたくなかった。
それにたとえゴミにするにしても、大きいものは回収場所まで運ぶのも大変だし、そうなると業者に頼むしかなくなる。どこの業者がやってくれるのか調べて見積もり取って交渉するの、面倒くさい。
そこで、今回はジモティーを使ってみた。
ジモティーだと「取りに来れる方に譲ります」という技が使えるということはずっと前から知っていた。でもこの技は使ったことがなかったんだよね。取りに来れる圏内の人に限定しちゃってホントに誰か来るのかなというのと、知らない人を自分の家に呼ぶのは気が進まないというのがあったので。
でも今回は、自分の家じゃなくて伯母の家だし、とにかく捨てるのがもったいないものは誰かに使って欲しいという気持ちが勝った。
結果、今のところ、かなり使えていて驚いている。
家電は欲しいという人に全部もらわれて行った。冷蔵庫を引き取ってくれた人は業者っぽい人で、エアコンとか洗濯機とか自分で外せないからジモティーにも投稿してなかったものも一緒に引き取ってくれた。
あと、別の家電を取りに来た母娘コンビや、寝具を取りに来た「一人暮らしを始めたばかりです」という大学生男子は、ついでに食器、調理器具、雑貨も見ていってくれて、結構いろんなものを持ち帰ってくれた。
まだ余裕で使えるものを捨てずに済んだ、しかも誰かの役に立った、というのはめちゃくちゃ嬉しい。
食器とか調理器具みたいに、売ろうとしてもたいした値段がつかなくて重いから送料で負けてしまうようなものをついでに持っていってもらえたのも地味に嬉しい。
ちなみに、そもそも来るのか心配していた問い合わせ自体も思ったよりたくさん来て、全員に返信できなかったものもあったくらいだった。
ジモティーすごい。
初めて何かをしたときって必ず「なんでもやってみないとわかんないもんだなぁ」と思うんだけど、今回もやっぱりそう思った。
誰かに引き取ってもらいたいものはまだある。
手間暇かかって大変だけど、捨てずに済むものは捨てずに済ませるべく、もう少し頑張ろうと思う。
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