しまなみ海道に行ったときは、村上海賊の娘を読んでから行ったんだけど、
今回のイスタンブール旅行では、
これと↓
これ↓を読んでから行った。
両方読んでいって良かったんだけど、特にコンスタンティノープルの陥落を読んでいったのが良かった。
これを読んだから
- 観光スポットとしてはマイナーなテオドシウスの城壁を見たいと思えたし、実際行って楽しめた
- 英語の説明がイマイチであんまり外国人には受けが良くないパノラマ1453歴史博物館も予備知識があったから楽しめた
- ボスポラス海峡クルーズで見たルメリ・ヒサルの位置にめっちゃ納得できた(ルメリ・ヒサルにも実際に行った)
- ガラタ塔から金角湾の様子を感慨深く眺められたし、展示してあったサビサビの鎖にも感動できた
イスタンブールに行っても行かなくても、コンスタンティノープルの陥落はすごい話だと思う。
シナンは、ミマール・シナンを題材とした小説でコンスタンティノープルの陥落より内容が薄いと言えば薄いんだけど、アヤ・ソフィアが建築的にいかに優れているのかとか、それを踏まえたうえでシナンがどういうアプローチをとったのかとか、そういうことを知ることができる。だから、実際にアヤ・ソフィアやシナンと彼の弟子が造ったモスクを訪ねた際になるほどと感じることができたし、人間ってすごいなあと改めて思うことができた。
以前こんなことを書いたけど、
たかだか旅行くらいでも、やっぱり知識が少しでもあると見るものの解像度がぐんと上がって面白くなるなぁと実感した。
これは今後も実践しようと思う。