中津川と恵那に行ってきた話の続き。
今回初めて入ったラジウム温泉については、ちょっと調べてから行ったから
- ラジウム温泉とはラドン元素とトロン元素を一定量以上含む温泉であり
- イオン化作用が非常に強いため
- 血液や細胞に働いて新陳代謝を促進し
- 凝りや痛みの原因になる老廃物の処理も急速に進む
……らしい、ということは知識としては知っていた。癌の治療目的で通う人がたくさんいるくらいだということも。
でもホントにすごかった。
一日遊び歩いて、温泉に入って、美味しいものをお腹いっぱい食べて、地元のお酒の飲み比べもちょっとしたあと、いい感じに疲れて瞼も完全に重くなってる状態で布団に入ったら、体中がモーレツに痛くなって寝るどころの話じゃなくなった。
数年前に初めてフルマラソンを完走したときの晩もクタクタに疲れて眠りたくてたまらないのに体中が痛くて痛くて眠れなかったんだけど、まさにあんな感じ。
それで、眠くて目が開けられない状態のまま3時間くらい布団の上でのたうち回って自分で体中のツボを押したりさすったりしていたら、今度はものすごく喉が乾いてきた。
仕方ないから起きて、温泉に入る前後にも飲んでいた麦飯石が入った水*1を飲む。
そしてついでにトイレに行ってみたら全身マッサージとか本格ストレッチとかしたあとみたいな感じで尿がたくさん出て、「あっ!老廃物出してるんだ!これ体がもの凄い勢いで老廃物の処理してるってことなのか!」と気づく。
で、もう一度布団に戻ってツボ押しを30分くらい続けていたら徐々に痛みが引いてきて全然痛くなくなり、そのまま寝落ち。
次の日の朝、もう一度同じ感じで尿が出て、嘘みたいに体が軽くなっていた。
なんじゃこりゃ(笑)
母は特にラジウム温泉の効果を感じなかったらしい。
なんでこんなに反応が違うんだろう?あたしの方が老廃物溜まってたのかなぁ?2晩目は全くそういう反応はなかったしなぁ。
でも面白かったからまた機会があったらラジウム温泉行きたい。行って自分の体がどう反応するかもう1回試したい。
あと鉱物博物館。
知り合いが絶賛してたのを覚えてたから調べてみたらこんな公式サイトが出てきた。
これを見る限りは正直「小難しそう……」という印象が拭えなくてどうかな?と思ったんだけど、行って正解だった。
博物館的な小難しい説明ももちろんあったけど、展示してある石がとにかく面白かった。
特に最初の「鉱物の世界にようこそ」っていうセクションにあるトパーズだの水晶だの綺麗な石特集は圧巻だった。色もとりどりで、結晶は結晶でも大きさも形もいろいろあって面白いんだけど、なんと言っても標本一つ一つがでかい。そういうのがずらーっと並んでいる。
キラキラ系じゃない石も一つ一つ見ていくとかなり面白かった。
花崗岩が産地によってどう色が違ってくるかとか、磨くとどれほど変貌するかとか。
展示自体もいろいろ工夫されていた。
成分によってどれほど石の重さが違ってくるかを示すために2つ似たような見かけの石が置いてあって実際に手に取ることができたりとか。
あと鉱石の放射線を観測できる展示もあって、「あっそうか、こういう鉱石がたくさんあるとこから湧き出る水だからラジウム温泉なのね」という、我ながら頭の回転が鈍い発見もできたし。
……てことで、地質学が全然分かってないあたしでもめちゃくちゃ楽しめたので鉱物博物館オススメ。
ラジウム温泉も鉱物博物館も山城巡りのおまけみたいなもんだったけど、こういうのが意外と良かったりするんだよねー。おまけ大事(笑)
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*1:この辺で採れるらしくて宿に置いてあった。