役に立つかは別として

頭の中にあるゴチャゴチャを出しとけばスッキリするかも

水と塩:西洋医学と東洋医学の違い

実はあたしはめちゃくちゃ冷え性で、腎臓も弱い。

体温調節も上手くできないし、骨粗鬆症も予備軍的なところにいる。

あと視力も花粉症も数年前から急にひどくなってきて年々悪化している。

なので、体を温めるためにありとあらゆる対策を試してきてるし、腎臓を労るための対策もいろいろしてきている。自律神経(→体温調節)を向上させることも考えてきたし、カルシウムの摂取を工夫したり、目の対策をしたり、免疫を上げる努力をしたりもしてきている。

でも、効いた!と実感できたものはなくて、状況もあんまり改善していない。

それでだいぶ前から、これは血流の問題だ、血の巡りが良くないという根本的問題がすべてを引き起こしてるんだから*1、それぞれの症状に対応したってダメなんだ、と思うようになり、そっちのアングルからいろいろ調べるようになった。

こういう根本的問題についての答えはあまり西洋医学にはないからほとんどは東洋医学なんだけど、漢方だのツボだの、いろいろ試した。でもやはり、これ!というものはなくて、残ったのは、水と塩を摂れという理論だった。水と塩は血流を良くして体を温める働きがあるのだと言う。

でも、水と塩は今まで試してこなかった。

なんでかと言うと、西洋医学が、腎臓が弱い人に対して減塩しろ、水も飲みすぎないようにしろと説くから。実際、かかりつけの医者にも全くその通りのことを言われていたから。

だけど!

最近、目からウロコがボロボロ落ちた発見があった。

西洋医学と東洋医学では水と塩の定義が違うんである。

知ってた?

西洋医学で言うところの水は水分を指している。だから味噌汁でもジュースでも構わない*2。純水でもいい*3。そして、塩と言うと塩分のことでありナトリウムのことである。精製塩とか食卓塩として出回ってるやつ。

一方、東洋医学では、水と言うと天然水のことを指している。軟水から硬水までいろいろあるけど、要はミネラルが溶けているものだという前提。塩も同様で、食卓塩のようにナトリウム99%のものではなく、カリウム、カルシウム、マグネシウムなど他のミネラルが入っている天然塩のことを指している。

知ってた?

50年も生きてるくせに、あたしは今まで気づかなかったよ!

そういうことですか!!!

そういうことなら、西洋医学が(腎臓が弱い人に対して)減塩して水も飲みすぎないようにしてカリウムも控えろって言うのも、東洋医学が(腎臓が弱いとか関係なく)現代人は塩が足りない、水もちゃんと飲めって言うのも、両方納得できる。全然矛盾してない。

つまり、西洋医学は「ナトリウムを減らせ。でも、ナトリウムを減らすとカリウムが相対的に増えちゃうからカリウムも控えろ」と言っていて、東洋医学は「現代人はミネラルが足りてないから水と塩でバランス良くミネラルを摂れ」と言ってるだけなんである。

くぁー!そうだったのか!!

……てことで、今日から水+天然塩を試す。

個人的には、これほど腹落ちした健康対策は今までなかったと思う。めちゃくちゃ期待している。

 

世の中には、体験したことがないから知らないことも山ほどあるけど、単に勉強不足で知らないことも山ほどある。

 

 

 

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*1:花粉症もアレルギー検査でスギとヒノキアレルギーがあるのはわかってるけど、スギとヒノキの時期が過ぎてもアレルギーが止まらず、冷えから来てますねと医者に言われた。つまり大元は血の巡り

*2:ここでの水分は調理や加工でミネラルがない場合もあるが関係ない。

*3:純水はミネラルゼロなので、むしろ体内のミネラルを持っていかれる。精密機器の洗浄を純水洗浄するのはこれが理由。