役に立つかは別として

頭の中にあるゴチャゴチャを出しとけばスッキリするかも

意識してなくても思想は現実化しようとする

人は、意識しているという認識が自分になくても実はいろいろ意識している。そして、そこから派生する行動や思考の積み重ねで自分を形成している。

……と、改めて思うような出来事があったから、書き留めておく。

====

今日は、録画していた地球ドラマチックの「冥王星 氷の天体の秘密」を観た。

www.nhk.jp

観たことがあったと途中で気づいたんだけど、ところどころ映像に見覚えがあっただけで内容は全く覚えていない状態だったから、結局もう一度全部観た。そしたら、覚えていなかった割にはとても興味深い内容で、

  • 冥王星は氷の天体だが、地表に氷が湧き出る形になっていることから、地表下で活動があると判明
  • 活動があるということはエネルギーとなる熱もある。小さくて太陽からかなり離れていることから以前は内部に熱があるとは思われていなかったが、科学的に可能と判明
  • 熱があれば地下に水がある可能性もあり、生命の可能性も出てきた

という話だった。

なんでこんな面白い話を覚えていなかったのか、自分でもよくわからない。でも観て良かったし、今回は観たタイミングもすごく良かった。

なんでかと言うと、前日たまたま映画「インターステラー」を観たところだったから。

インターステラー(字幕版)

インターステラー(字幕版)

  • マシュー・マコノヒー
Amazon

冥王星って、マン博士がいた氷の惑星の描写そのものじゃん!地表はめちゃくちゃ寒いけど地中に水があるとかいう話、冥王星じゃん!笑

でも、マン博士による氷の惑星の設定が冥王星のパクリだとわかったことより面白かったのは、「インターステラー」を観た直後に観たせいで「冥王星 氷の天体の秘密」の細かい科学的な話がすんなり頭に入ってきたという気づきだった。

もともと宇宙には興味がある。物理とかも興味がある。でも難しくて頭に入ってこないことがよくあった。だからこれからはもっとSF作品を読んだり観たりしてみようと思う。

ちなみに、「インターステラー」も宇宙映画を観たい衝動に駆られて観た。

そして、最近宇宙がマイブームとして再浮上しているのは、「宇宙兄弟」を読んでいるからだったりする。

普段あたしは漫画はあんまり読まない。

嫌いなわけじゃないし、むしろ読めば好きなんだけど、他のやりたいことをしていると漫画を読む機会がない。膨大な選択肢から何を読めばいいのかもよくわからないし。

でも、岩盤浴の施設にたくさん漫画が置いてあるから、通い始めてから休憩時になんとなく読むようになった。

で、たくさんある漫画から「宇宙兄弟」を手に取った理由は「せりか基金」。

実はあたしは身近な人をALSで亡くしている。だからALS関連の団体にたまに寄付してるんだけど、その1つがせりか基金で、このサイトに行くたびに「宇宙兄弟」の文字を目にしていたから。

landing-page.koyamachuya.com

わざわざ買って読もうとまでは思わなかったけど、岩盤浴で休憩時間があって、目の前に「宇宙兄弟」が全巻並んでいたから、じゃあ読むか、ということになった。

====

てことで、「ALS → せりか基金 → 宇宙兄弟 → インターステラー → 冥王星 氷の天体の秘密」という連鎖があったわけだけど、なんて言うのかな、自分で意識的に選んだわけではないのに必然的に自分で選んでる感があってすごい。

思想は現実化するっていうのはこういうことなんだろうね。

宇宙に興味があるけど、ムズいのなんとかならんのかと思ってたら、「SFから入れ」というアイデアが出る方向に勝手に物事が進んだ。

エラいなぁ、あたしの潜在意識。