昨日、これを読んだ。
で、手紙も全文読んで思ったことがあったから、吐き出すために書く。
あなたの人生のはじまりに私がしっかりと付き添ったように 私の人生の終わりに少しだけ付き合って欲しい
この心温まる手紙を読んであたしが思ったことは、
ホントにあたしの人生のはじまりにしっかり付き添ってくれてたら、あたしだって言われなくても喜んであんたの人生の終わりに付き合ってたよ、バカヤロー、
だった。
うちは母が父の介護をしている。
あたしはどちらかと言うと母の補佐をしてるだけで、「こういう場合どうしたらいいのか」的なことを調べて解決したり、母が1人でできないことを手伝ったり、母の負担を減らすために家事をしたりしてるだけ。
なぜって、あたしがそれ以上やりたくないから。
直接的に父の世話をするのは母に外に遊びに行くときだけ。これも「母がいないから父の世話をしなくちゃ」ではなくて、「母もたまに外に出てストレス発散しないと倒れちゃうから助けなくちゃ」という気持ちでやってるだけ。
でも、父がホントにあたしのことをかわいがってくれてたら、こんなことにはならなかったと思う。
これに対して、ワンコの介護はフルタイムでしっかりやっている。
この子は、あたしの子になってからずっとあたしにしっかり寄り添ってきてくれた。
今はもうおばあちゃんで、ヨタヨタとしか歩けないし、毛並みももうあんまりツヤツヤじゃないし、尻尾の毛もすれてハゲちゃってるし、鼻も乾いてカピカピになっちゃってるし、目も白内障のせいでうっすら白くなってるし、とにかく見た目的にはお世辞にもカワイイとは言えない。
でも可愛くて仕方ない。年々可愛さ増してるかもしれない。
自力でトイレに行けないから「おしっこ」と言われたら、何をしていようが中断しておしっこさせに走る。
夜も最低2回は起きておしっこさせに行く。
あたしの手からしか薬を飲んでくれないから、投薬の時間に合わせてしか外出しない。
夜まともに寝られないし、外出もかなり制限されててつらい。
でも夜起こされなくて腹水が溜まっちゃうほうがイヤだし、長く外出してるといつも一刻も早く帰って顔を見たくなる。
介護が大変でも、最期まであたしは喜んで付き合う。てか、最期が来たら泣く。
……つまりそういうことなんだよ。
愛があってもなくても介護は大変だしつらい。
でも愛があれば喜んで耐えられる。
父の介護に関しては、今後どういうレベルであたしが介入しなくちゃならなくなるかわかんないけど、とにかく最期まで耐え難いと思う。
ただ、あたしはなぜ耐え難いのか分かってるし、それが自分のせいじゃないことも分かっている。
そうだね?そう認識したら耐えられるね?
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